日本財団 図書館


(2) 施設機能

 

 

020-1.gif

 

 

 

(3)実現に向けて
拠点整備の実現に向けて、緊急援助に関する数々のノウハウを有するDHA、JICA等との連携を探っていくとともに、海外の地方公共団体、関係機関と災害情報の愛発信、実施に当たっての協力体制づくりを検討していくこととしている。
また、緊急援助活動に当たっては、県内地方公共団体、関係機関によるネットワークを形成するとともに、施設整備に当たっては、「広島県地域防災計画」等を受けて整備についての検討が行われている県内向け防災拠点施設の整備との調整を図っていくこととしている。

 

4 国際連合人道問題局(DHA)の概要
(1) 設立経緯
クルド難民・バングラ災害支援において、国連の対応が遅かったとの認識から、人道援助・災害救済のための国連機能の改善を図るべきとの提言が、1991年のロンドン・サミット地の場で各国から行われ、これを受けて、同年第46回国連総会において、人道援助調整を行う国連高級職員(国連緊急援助調整官)の指名を含む国連の緊急援助機能強化に関する決議(46/182)が採択された。
この総会決議に基づき、1992年4月、ガーリ国連事務総長は、国連緊急援助調整官(人道問題担当事務次長を兼任)を新設、同時に国連本部内の組織を改編し、同調整官の下に

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION